動画編集のディレクター業とは?ディレクターになるためには?

動画編集のディレクター業とは?ディレクターになるためには?

 

こんにちは、HAYATAです☀

私HAYATAは貿易事務やメーカー営業経験を経て、結婚出産し、現在は子育てしながらメーカーで経理を担当して、さらに副業もしています。

育休中にスクールでWEBデザインや動画編集を学び、現在は副業としてWEBデザインだけでなく、WEBライティングやブログでのアフィリエイト、動画編集などで収益を得られるようになりました。

HAYA友
HAYA友

動画編集者だけでは稼げないので

動画編集ディレクターを目指そうと思っています。

どんな仕事か教えてください。

このような質問をいただきました。

動画編集者だけでは単価も上がらず、作業時間も長い…そこで次のステップとして動画編集ディレクターを目指す方が多いのではないでしょうか?

この記事では「動画編集ディレクターとは」「動画編集ディレクターはいくらぐらい稼げるのか?」「動画編集ディレクターになるにはどうすればよいのか」「動画編集ディレクターに向いている人とは?」などを深堀していこうと思います。

「動画編集とは?」「まずは動画編集について知りたい」という方はこちらの記事からご覧ください。

http://hayataponta.com/movieeditor/ ‎

結論
中抜き業者ではない。品質担保とマネージメント力がキーポイント

動画編集ディレクターとは

動画編集者はクライアントやディレクターから案件をもらい、指示書に合わせた動画編集を行う人の事を指しますが、動画編集ディレクターとはクライアントの要望に合わせて、動画の企画立案、スケジュール管理、動画編集者マネージメント、品質管理、動画編集者教育などを行います。

いわばクライアントが動画を作りたい!と言ったらそれを納品するまでの責任者ですね。

動画編集ディレクターのメリット・デメリット

メリット

動画編集ディレクターになるメリットが大きく3つあります。」

「高収入・安定した収入」「作業時間が減る」「動画で学べる」

これらについて詳しく説明していきます。

「高収入・安定した収入」

動画編集ディレクターではピンキリですが、月収100万、年収1000万円を超える方もざらにいらっしゃいます。

動画編集者が平均月収数万~20万ですので、ディレクター業がいかに高収入なのかということがお判りいただけると思います。

また動画編集1本の単価にもよりますが、例えば2万円で請け負った動画を動画編集者に1万円で依頼した場合1万円が手元に残ります。

動画編集ディレクターが行うことは動画編集者が作成した動画の品質を確認する作業になりますので、1時間で確認作業が終われば時給1時間の仕事だということになります。

(あくまで分かりやすいような数字と時間で表現しています。案件によってはもっと手元に残るものが少ない場合も多い場合もあります)

そして仮にYouTube動画等の動画を扱う場合は週2投稿多い場合は毎日投稿となり数多くの動画を依頼されるため継続案件で安定した収入が見込めます。

「作業時間が減る」

動画編集者であれば10分の動画をフルテロップ+効果+SE+GBM、そして確認全てこなすのに約10時間ぐらいかかる方がいると思います。

副業で動画編集をしているのであれば、PCへ向かう時間がすべて動画編集しているということにもなりかねません。

かたや動画編集ディレクターであれば、動画編集自体は動画編集者にお任せして出来上がった動画を確認する作業がほとんどで修正も動画編集者が行うため、確認作業がメインになります。

10分の動画の確認を行う際、「誤字脱字」「タイミング」「音声」「位置」などなどチェックする項目はたくさんありますが、1時間もあれば完了するものもありますので、格段に稼働時間が減ります。

その分他の案件にも手が付けられますし、インプットアウトプット時間に回すこともできます。

「動画で学べる」

動画編集ディレクターは常に数多くの動画を抱えていることが多いため、その分動画から有益な情報を学ぶことができます。

YouTube動画であれば、配信前に動画を見ることができますし、コンテンツ動画の案件を扱うのであれば、本来有料でしか見れない動画を仕事を通してみることができるのでそれだけでも価値があるのではないでしょうか。

パイセン
Tomo

それならば動画編集者ではなくて

最初からディレクターなった方が良いんじゃないの?

こういう疑問が出てくると思います。

これらは次のデメリットにも直結していきますので、詳しく説明していきます。

デメリット

動画編集ディレクターのデメリットというかなるための注意点をお伝えしておきます。

「スキル」

動画編集者からディレクターになる方が多いのですが、ディレクターになるのであればやはりスキルが求められます。

クライアントと相談しながら構成や配色等を決めていくのですがスキルがなければなにも提案できませんよね。

一回目の動画制作は自分で行いますが、動画編集者に依頼した場合全く同じような構成や演出で再現できるように指示書を用意します。

最初は自分で作業することになるので応用が利かせられるぐらいのスキルが必要です。

またスキルがなくてもディレクターにはなれるのですが、それは「中抜き業者」です!

横流ししてたとえ案件を獲得できたとしても、動画編集者から納品された動画のミスにも気づかないので、知らぬ間に品質は落ち、修正もできないようなディレクターという認定を受けてしまいます。

動画業界は狭いですので、噂になれば継続案件どころか新規案件すらもえらなくなってしまうかもしれません。

「品質管理の徹底」

動画ディレクターは複数の動画編集者に依頼します。

そのため「誰が見ても同じ」編集をする必要があります。

作成した指示書を元に動画編集者は編集しますが、品質が保たれているかのチェックは動画編集ディレクターが責任をもって行います。

カットのリズムにテロップの位置やタイミング、エフェクトや音素材に違和感がないか徹底してチェックする必要があります。

そのチェックを怠っては完成動画のクオリティに差が出てしまい、品質の悪い動画を納品してしまう危険性もはらんでいます。

中抜き業者ではなくディレクターとして価値を高めたいのであれば、動画の品質管理は必要不可欠のため、動画に対する確認作業への責任が求められます。

「スケジュール管理」

動画編集のディレクターになれば、扱う動画の本数は格段に増えますし、クライアントが増えるに伴い抱える動画編集者の数も比例して多くなってきます。

その中で最も大変かつ重要なことはスケジュール管理です。

動画編集の納期だけでなく、編集者の把握、進捗管理、成長管理、支払い関連の管理、場合によっては台本や構成の管理、撮影の管理なども含まれます。

複数のクライアントの案件が同時に進んでいくため、納期に間に合うよう徹底したスケジュール管理が求められます。

ディレクター自身が管理していても編集者が納品を遅れる、いきなり連絡が途絶えるなんてことはないとは限りませんから余裕をもって、行動することが大切です。

たとえ動画編集者の納品が遅れたとしてもクライアントにとっては全てディレクターの責任です。

信頼関係を築いていくためにもスケジュール管理しっかりと守れるよう徹底する必要があります。

動画編集ディレクターになるために

動画編集者の次のステップとしてディレクターになりたいという方も多いことでしょう。

こちらでは動画編集ディレクターになるためのステップを説明いたします。

ステップ①チームに入って学ぶ

チームに所属して動画編集者として活動している場合では案件を振ってくれる方がディレクターです。

ディレクターの当たりはずれはもちろんありますが、そのディレクターの行動(仕事の振り方やチェックしている点、フィードバック)をしっかりと観察し吸収していきましょう。

同じようなミスをしない、報連相がしっかりできる、日々スキルアップしているなどの行動が伴っていれば、ディレクターから直々にディレクター案件を振ってもらえることもあります。

チームの一員になるにはスクールやサロン内にある案件募集からメンバーに入れてもらう方法が一番の近道です。

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動画編集を効率よく収益につなげるためには速効性のあるスキル習得が必要です。独学でも可能な動画編集ですが、スクールやサロンで効果的に学ぶことですばやく収益化できます。たくさんある中でも評判の良いおすすめのスクールとサロンを紹介しています。

ステップ②案件のキャパを超えそうになったらチーム化する

まず動画編集者として活動し始めたのであれば、数ヵ月は編集者としてとりあえず数をこなしましょう。

同じクライアントだけではなく複数のクライアントから案件をもらうことがおすすめです。

動画によっては構成が全く異なったりするので、だた作業してるだけではなく、動画の構成等も意識して編集していきます。

先ほど言ったようにチームに所属するのもかなり勉強になります。

着実に力がついてきたら自然と案件数も増えていくことだと思います。

「これ以上は自分一人で請け負えない!」となった時にチーム化(ディレクター業)を視野に入れた行動をしましょう。

チーム化のメンバーの集める方法はさまざまで「入っているスクールやサロンのメンバーから募集する」「クラウドソーシングを使って募集」「Twitterを使って募集」「知り合いの動画編集者に声をかける」などがあります。

クラウドソーシングやTwitterでの応募は信頼関係がゼロの状態から始まりますので、「いきなり連絡が取れなくなる」なんてリスクもはらんでいますので、知り合いに動画編集者がいる、であったりスクールやサロンで募集する方が安心して案件を任せられるでしょう。

動画編集ディレクターに向いている人

これまでの内容でディレクター業とはいったいどのようなものなのかがわかったかとおもいますが、ここからは動画編集のディレクター業に向いている人はどんな人なのかを説明していきます。

スケジュール管理が得意

先ほどもお伝えしたようにディレクター業は同時に複数の案件を扱うため、進捗、納期等管理等のスケジュール管理能力が求められます。

また動画編集者の中にはいきなり飛ぶ人や連絡がなかなか取れない人、納期に間に合わない人など様々な人がいます。

メンバーの素質を見抜いて成長させるマネージメント力も求められます。

「バイトのシフトを組んでいた」「企画立案から実行までを計画通りに進めていくのが得意」や「必要な連絡をその都度気付ける」といった人に向いています。

逆に「言われたことしかできない」や「普段から何事もついつい期限を遅れてしまいがち」といった人には向いていないでしょう。

細かいミスのチェックが得意

「誤字脱字」「テロップのタイミングのずれ」や「位置のずれ」「SEのタイミングのずれ」など的確にチェックを行わなければなりません。

これは感覚が大切です。

経験を積めば1フレームの違いですら違和感に感じるものです。

たかが1フレームのずれですが、このずれが視聴者に違和感・不快感を与えてしまいます。

「校正確認が得意」「誤字脱字を見つけるのが得意」といった細かいミスを見つけられる人には向いています。

言葉で表すことが得意な人

「動画編集なのに言葉?」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし動画編集のディレクターをしていくうえで言語化が必要な状況は頻繁にあります。

動画編集を依頼するときの指示書のとほんどは文字で表現されますし、当然のことながらクライアントや動画編集者とのやり取りの際にも言葉が必要です。

また納品された動画のフィードバックも言語化してお伝えするので表現が必要です。

しっかりと動画の感想をフィードバックしてメンバーを成長させないといけません。

「良かった」や「悪かった」というような一言だけでまとめるのではなくさまざまな表現力を身につけてより伝わりやすい言語化を目指せる人が向いています。

【まとめ】

  • 動画編集者のスキルが必須
  • マネージメント力、計画遂行力が必須
  • コミュニケーション能力も必要
  • これらを全て身につければ高収入・安定した収入を目指せる

動画編集で稼いでいくためにはディレクターになる方が多いです。

適切な段階を経て、信頼を置いてもらえるディレクターを目指しましょう!

Have a good movieeditor life(‘ω’)ノ

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